がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

さばとぶりの区別がつきません!

先月に続き、今月はお義父さんの誕生日があった。

これまた家族でお祝いするのは初めて。

(ほんと、不義理な嫁ですみません)

 

近所でちょっといい感じのお寿司を買ってきてお祝い。

 

そういや、最後にこのメンバーで外食したのっていつだろう?

 

子どもたちの誕生日や入学祝いなんかには

「これでおいしいものでも食べさせてあげて」

って言われてお金だけもらって私たち家族だけで外で食事したりして…。

 

とにかくまあ今年はお義父さんのお誕生会を開催。

 

お寿司やちょっと素敵な総菜が並ぶテーブル。

 

(お義父さんももう傘寿か…)としみじみしながらお寿司をつまむ。

 

と、お義父さんがぶりを指さして

 

「これは…さばか?」

 

。。。。。へ?さばとぶりは全然違うでしょうよ!

ぼけちゃった?

 

「それは…ぶりですね」

 

「ああ…ぶりか」

 

確かお義父さんは昔、釣りが趣味で魚の種類にも詳しかったはず。

いくら切り身とはいえ、さばとぶりがわからないなんて…

やっぱり認知症なのかしら?

(久しぶりの認知症疑惑)

 

いや。もしかしたら、目が悪くなったのかも!

そうそう。もう80だもん!

 

それからまたしばらくして思春期が

 

「俺、サーモン食べたいんだけど、残ってる?」

 

と言った。

 

すると義父は中トロを指さし

 

「ここにあるぞ」と。

 

。。。。。。。。。へ?それはまぐろです。

(色が全然違うでしょうよ!)

 

あああああ。ぼけたぼけたぼけたぼけたぼけたぼけた。

 

いや、うっかりかな?ただのうっかり!(ポジティブシンキング)

もしかしたら酔っちゃったのかも。

さっきから日本酒がぶがぶ飲んでるしね。

糖尿病なのに…。

 

糖尿病×アルコール=認知症の危険度高め…。

 

いやいやいや。お年だもの。そういうこともありまさーね。

 

なんか心臓に悪いわ。お義父さんとのお食事。

ほんと、どきどきする!!!

 

 


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