年老いた親には財力でなく労力で恩返しせよ
死ぬまでに一度は親孝行したい。
温泉旅行に連れて行ったりとか?(お金ない)
家をプレゼントしたりとか?(もっとお金ない)
孫の顔を見せたりとか?(達成!!)
そんなことより家の片づけをこまめに手伝うことの方が親孝行なのかも?と思ったりする今日この頃。
ぶっちゃけ、親の方が金持ちだし(←ダメ娘)
先日、夫の実家の片隅に古いカーテンや風呂の蓋(折り畳み式)が放置されているのに気づいたんですよ。
年を取ると捨てるのも億劫だし、そもそも捨て方もよくわからなくなるみたい。
(70代の知り合いで「古い電子レンジを解体して不燃ごみで出し、回収代2千円を浮かせた!」と言っている強者もいましたが…)
で、夫と二人でせっせとカーテンや風呂の蓋を切り裂いて、燃えるごみでなんとか出しました。
よくTVなんかで見る
「アパートの老人の部屋の前の廊下がごみの山で他の住民が困ってる」
みたいなやつ。
あれ。捨てられないんじゃなくて、捨て方がわからなくなってるのかな…。
親を独居老人のまま放置すると、他人事じゃなくなるかも。
こないだ、夏休みに実家に戻った時に
「そういや、おばあちゃんの家ってどうなるの?」
と聞いたら、まさに今、その問題で悩んでいるらしい。
父のお姉さんが
「少なくとも三回忌までは保存で」
と言っているらしい。
少なくとも?…三年も!?放置!?
その間の維持費は!?光熱費は!?固定資産税は!?
二階建ての一軒家で物もわんさか残ってて、その処分費用だけでも数百万円はかかると思われるし、絶対に家の買い手なんていないから壊すのにもお金がかかるだろうし…どうするの?
そもそもあの家を放置している間に親世代が死んだら…私たち孫の負債に?
…怖っ!!!
賃貸の実家ですら
(両親亡くなったら、家財道具の処分どうしよー…)って思ってるのに。
そこでとりあえず、元気で体力のあるうちに少なくとも実家の自分の部屋だけでもなんとかしなければと決意し、夏に帰省した際に勉強机の引き出しを開けてみた。
え?キューティー…ハニー…?
97年販売?
決してもう子どもでもない年齢になってこれを買ったのはなぜ?
私は一体なにを考えてこれを買ったの?
なぜかラムネも手つかずだし…。
ダメだ…全然記憶にない。
こんな地獄が引き出しを開けるたびに待っているのなら、これは…片手間でやれる仕事じゃない!!
というわけで、私はすっかりやる気をなくし、キューティーハニーを元の場所に戻して片付けをあきらめたのでした。
まあ…子連れで帰省したからほとんど時間なかったしね(言い訳)
今度あらためて一人で帰省しよう!
(そのために新幹線代を貯めよう!)