がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

あと数か月で100歳でした

おばあちゃんの年齢を正確に覚えてなくて。

96歳くらいだっけ?と思ってたら、今年の夏で100歳だったそうな。

 

でも死んじゃった。

 

肺炎になってから3週間くらい。

 

GW前だったから、新幹線のチケットも普通に取れて一人で帰省。

 

無事、おばあちゃんの顔が見れた。

 

お父さんは少し疲れてはいたものの、落ち込んではなかった。

 

99歳ともなると、お葬式もしめっぽくなく。

 

「おばあちゃん、おつかれさま」くらいな感じでした。

 

それどころか、お葬式の際に坊さんが忘れ物して、笑いこらえてた。

 

お経が始まるって時にメインの坊さんが若い坊さんに

「経本、忘れた…」

って小声でつぶやいて、若い方があたふたと控室に取りに行ってた。

 

もう少しで吹きそうだった。

 

マスクでよかったって思うのはこういう時くらいだよ。

葬式でにやにやしてても誰にもバレない。

 

あとさ。

コロナのせいか、棺桶の上に透明のかまぼこ状の蓋が乗ってた。

 

(あー。。。あれ、寿司屋のカウンターにあるネタケースみたいだなー。。。)

 

なんてぼんやり思ってたら、弟も同じこと考えてたらしい。

 

おまけに会場の後ろに棺桶の木の蓋が立てかけられてて、

 

「故人へのメッセージをお書きください」

 

とか書かれてて、油性マジック置いてあるのね。

 

今どきはそんななんだね。

 

 

おばあちゃん、またね。

 

 


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