がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

朝は白米って決めてるから(反抗期)

勝手に決めないでよ。

 

二年前くらいまでは

「朝はパンにしてよー。

ごはんだと早く食べられないよー」

って言ってたくせに。

「朝は白米」ってあんた。

戦後の人間?戦後の人間なの?

 

そんな妙なこだわりを見せるようになったうちの子。

 

「あ。あと、みそ汁は絶対ほしい」

(自分でつくれ)

 

「インスタントはやめて。まずいんだよねーあれ」

(自分でつくれ)

 

母親のごはんを喜んで食べてくれるのは嬉しいんだけどね。

 

 

それに対して義父(後期高齢者

 

「いつもお弁当じゃ、身体によくないし…作りますよ?」

 

「いや、大丈夫」

 

「お義母さんの栄養のこともありますし…」

 

「いや、大丈夫」

 

(糖尿病でしょ!?唐揚げばっか食べてんじゃないわよ!!)と言いたい。

 

 

お義母さんが台所に立てなくなり、もともと総菜の揚げ物が好きなお義父さんが嬉々として揚げ物を買ってくるようになった。

 

私もおかずを多めに作って差し入れするようにしているけど、お義父さんは

 

「自分の好きなものを食べたい」らしい。

 

「唐揚げ」と「まぐろの刺身」を毎日のように食べてる。

 

(偏ってるなー…)

 

B病院の栄養士さんによると、

「がん患者にはバランスよりタンパク質」だそうだけど。

(がん細胞に栄養を取られて弱るのを防ぐためらしい)

 

糖尿病でしょ!?

毎晩、唐揚げと日本酒ってどうなの!?

ただでさえ認知症リスクが高いんだから、コントロールしてよ!

そんな食生活でぼけちゃっても自業自得だから面倒みないわよ!?

 

そんな風には言わないけど、お義父さんの食生活についてぶつくさ言っていたら、反抗期がひとこと。

 

「じいさんには好きなもん食わせとこ。長くないんだし」

 

…大人になったなぁ。

 

私も気にしすぎるのやめよう。

後期高齢者相手に「食育」しても仕方ないよね…。

 


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