がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

あごの骨が壊死する注射

これから少しでもいい状態を保つために。

まずは「首の骨を折らないこと」が最重要らしい。

 

そのためにできることの一つが「放射線治療

次に言われたことが「骨を強くする注射を打つ」

 

 

骨を強くする注射。

名前は「ランマーク」というらしい。

そんなものがあるなら早く打っていただきましょう!

と思ったら先生が一言。

 

「副作用はあごの骨が壊死することがあります」

 

「あごの骨が壊死?」

 

「あごの骨が壊死?」

 

「あごの骨が壊死ぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

怖っ!こっわ!!!なにそれ!?

今まで聞いた副作用のうちで一番怖いよ!!!

 

もちろん「アナフィラキシー」とか「肺炎」とか「肝障害」とか怖い副作用はいっぱい聞いたことあるけど、なんか重篤すぎて実感が薄かった。

 

でも「あごの壊死」は怖い。なんか。殺さずじわじわやられる感じで。

 

「治療中の歯はありますか?もし歯医者さんに行くことがあったら、この薬を使っていることを伝えてください」

 

(え!?そんなに!?まれに起こることもありますよーですよね?)

 

ググってみた。

 

「ランマーク。

がんの骨転移を治療する薬。

主な副作用はあごの骨の壊死…1.8%!?」

 

(確率が高いっ!!!!十万人に一人とかじゃないんだ!?)

 

先生に一応尋ねてみる。

 

「あごが壊死してでも使った方がいいんですか!?」

 

「そのリスクを冒しても骨を強くした方がいいです」

 

そうなんだ…。

 

「それと、ランマークを使うとカルシウムが低下しますので、カルシウムのお薬を出します」

 

(マジか!!!)

 

こういうの…何て言うんだっけ?えっと…いたちごっこ

ちょっと違うかもだけど。

副作用を抑えるための薬の副作用を抑えるための薬…ってどんどん薬が増える感じ。なんか嫌だよね。

 

それにしても、あごの骨の壊死…他人事だけど怖すぎる。

 

 


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