がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

小さな巨人、タグリッソ!おめえ、やるな!!

9月は全身検査しまくった。

放射線治療にも5日間毎日通った。

 

今日は「薬がどのくらい効いているか」を聞きに行く。

タグリッソの40㎎をかれこれ3か月くらい飲んでいる。

最初は80㎎だったらしいが、下痢が半端なくて量を減らしたそう。

 

1ヶ月ぶりの診察。

待合室でお義母さんが

 

「また先生に『死にますよ』って言われるかしらね。ふふふ」

 

と笑った。

 

一緒に大笑いして無理やりギャグにした。

 

 

診察室に呼ばれた。

 

「タグリッソは…効いています」

 

(おおおおおお!!!!!)

 

B病院で七月に撮った脳の写真。腫瘍1.9cmくらい。

C病院で先月撮った写真。腫瘍1.4cmくらい。

(5mmも小さくなってる!!!)

 

これはもう半年も続けたらなくなっちゃうんでないの!?腫瘍!

 

おまけに肺の写真もB病院で撮ったものは左の下葉がつぶれて真っ白に写っていたのが、黒くなっている!(空気が入ってふくらんでいる!)

 

腫瘍マーカーも850→330に!!!

 

タグリッソ…すごい!!!

 

(一日一回、錠剤飲むだけって…ほんとに効くの?)

なんてなめてたけど、

(タグリッソ。おまえ…小さな巨人だったんだな)

 

レントゲンでも肺炎も見られず、血液検査でも肝機能問題なし。貧血もない。

 

これはもう…完治しちゃうのでは?

 

 

骨の写真ではこれまで見つかってた骨盤と頸骨以外にも仙骨と肋骨と大腿骨にも転移が見られた。

 

でもこれは写真を撮ったのが初めてなので、比較ができない。

(今回の検査結果を基準にして、これからの薬の効果判定をすることになる)

 

それにしても目に見えてよくなっているのはさすがに感動した。

 

お義母さんもめちゃめちゃ嬉しかったらしい。

(そりゃそうだ)

 

一段と元気になった。

 

入院中に電話をくれたお姉さんに折り返し連絡をするのを

「下手に知らせて心配させたくない」

とずっと渋っていたけれど、やっと電話で話をする気になった。

 

お義母さん、なんだかんだ強いなぁ…。

 


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