がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

B病院… 今さらそれを言う!?

私がコロナで寝込んでいる間に、主治医から夫に電話があった。

 

「タグリッソはよく効いていますし、副作用もみられません。ただ…」

 

(ただ?)

 

「頸椎二番にがんが転移しています」

 

なんかもう驚かなくなってきた。

 

頸椎二番というのは首の上から二番目の骨で一番目は頭蓋骨の中にあるらしい。

 

あまり動かすとよくないので今は首にカラーをしているそうだ。

 

「で…」

 

(で!?)

 

放射線治療を行った方がいいのですが、うちには放射線の設備がありません。別のびょ…」

 

・・・・・・・・・・・なんですと?

 

だーかーらー!B病院は最初からダメだって言ってたのよ!

 

待合室で患者の意欲を失わせるビデオは流すし。

 

生検手術を二回もやらせるし。

 

車で一時間以上もかかるとなりのとなりの市だし!

(待ち時間一時間、診察三分のために呼び出すし!!)

 

お義母さんが

「がんを見つけてくれた恩があるから」

とか言うし、強くは言えなかったけど!

 

セカンドオピニオンとか探してたら治療が遅れるかも)

とか思って我慢してたけどさ。

 

やっぱり近所のC病院に転院しとけばよかったのよ!

近いし、がん治療に実績のある病院だしさ!

 

それがさ。

「8月頭にMRIを撮って、様子を見て退院日を決めましょう。

それ以降は、近くの病院を探していただいて、そちらに通院して放射線治療

投薬治療は引き続きうち…」

 

(いやっ!そこはもう、転院でしょ!100%!!!

メインはB病院。放射線だけはC病院。ってありえませんからっ!!!)

 

 

8月頭にはコロナの自宅待機も明けますので、退院させてください!!!

 

(ないわー…B病院、ほんとないわー…)

 

熱出してベッドに転がりながら、頭の中は(ないわー)でいっぱいだった。

 

 


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