がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

うちの父親は毒親だったのかな・・・

夏休みに子ども二人と帰省した。

父に会った子どもたちが父に挨拶すると…なぜか無視。

ん?聞こえなかったのかな?

いやいや、そんなことはないだろう。

百歩譲って聞こえなかったとしよう。

でも、目の前にうじゃうじゃしてる子どもを

視界に入れないようにするのはおかしくないか!?

 

夕飯になっても父親はほとんど口をきかない。

 

(具合でも悪いのだろうか?でもビール飲んでるしな…)

 

で、反抗期が食事を終えてゲームをしに隣の部屋に移ったとたん。

 

饒舌に話し出す父親。

 

・・・ん?おかしない?その態度。

 

下の子には普通に接する。

なのに上の子はガン無視。

厳密にいうと、ちくちく嫌味たらしい説教のようなことだけは

ぼそっと言う。

 

反抗期は三日間じっと我慢していた。

 

そして三日目。

甲子園を見ていた父が母に

「あいつ…あいつも早稲田実業だったよな?」

と話しかけ、母が

「あー…誰だったかしら?」

と答えたときに反抗期が

王貞治早稲田実業だったよね」

と話に入ると

 

「大人の話に首をつっこむんじゃないっ!!!」

 

と、キレる父。

 

(え、そんな!?ただの雑談ですよね?)

 

さすがに反抗期も我慢をしかねて

「なんでおじいちゃんは俺のことだけ無視?

別にそれはいいけど、説教の時だけ話しかけるって

おかしくない?」

と言った。

 

すると、説教は終わったとばかりに父は顔を背けてまた無視。

 

おまけに廊下ですれ違いざまに舌打ちまでされたとか。

 

反抗期にとっては針のむしろの四日間。

 

昔から自分の価値観を押し付けるし、

ちょいちょいいろんなことにケチつけるし、

嫌味な言い方をする親父で、

私も反抗期と同じ年のころにはしょっちゅう大喧嘩してたけど、

愛情を感じていたし、尊敬もしていた。

もちろん無視なんてされたことない。

 

だがしかし、反抗期(父にとっては孫)にこの仕打ち。

 

ぷっちぃぃぃぃん!!!!!

 

私の中のなにかが切れました。

 

あのさー。

確かに反抗期は難しい年ごろだし、口も悪いし、

だらしないし、めんどくさがりだけどさ。

 

あんたに反抗期が何かした!?

むしろ、めちゃくちゃあんたに気ぃ使ってたんだけど。

帰省のたびに。

 

そこまで嫌う!?

嫌いでもいいけど、そんなに大人げない態度取る!?

 

人としてあなたはどうなんですか!?

挨拶を無視するとかお行儀以前の問題じゃないですか?

年取って穴という穴がゆるくなったじじいよりも

我慢のきかないくそじじいの方がよほど質が悪いですよ?

 

たとえば他人の「推し」を自分は全く理解できなくても

頭ごなしに否定したり、いきなりその人の持ってる

「推しグッズ」を捨てたりしないよね?

 

そうされた気分なんだけど。

人の大事なものを傷つけるんじゃねえ!!!

 

毒親ってか、もう老害

 

私は育ててもらった恩もあるから、縁を切ったりはしないけど

これからのおつきあいはただの義務感。

 

人として尊敬できない恥ずかしい年の取り方をしてしまっている

父親のことが悲しくてちょっと泣いた。

 

 


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