がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

反抗期の学校の合唱祭に癒された

合唱祭前日。

私はぶちギレていた。

なぜなら、観覧チケットがなかったから。

 

どうしてチケットがなかったのか。

 

答え。

反抗期が「観覧チケットの申し込み用紙」を渡さなかったから。

 

チケットが必要なことはわかっていたんだけど、もれなくもらえると思い込んでいた私は合唱祭の数日前から

 

「チケットは?チケットは?」

 

と子どもに催促しまくっていた。

 

子どもは「なんかチケットもらってる奴ともらってない奴がいるんだよー」と謎の返答。

 

前日になって友だちの親にLINEして尋ねたら

 

「チケットは申し込みした人しかもらえませんよー。だいぶ前にプリントもらってきてましたけどー」

 

と。

 

私「え・・・プリント?もらったの!?あんた!!!」

 

反「え?プリント?そんなのもらってねえよ!!!」

 

急いで反抗期の通学カバンをあさると、今まで気づかなかったポケットがあり、そこに問題のプリントが・・・

 

今年の合唱祭は文化ホールを貸し切ってやるって話だったし、反抗期も毎日練習の様子を話してくれていたので、とても楽しみにしていたのに・・・

 

私。ぶちギレて、吠えて、暴れた。

 

もう修羅場。

 

夫が

「そういうバカは意外と多いと思うから。

明日会場で訊いてみな。

入れてもらえるかもよ?」

となだめてくれる。

 

そして翌日、半泣きで会場に行った。

 

受付で事情を話すと

「若干チケット余ってますから入れますよ」と。

 

その場でうれし泣きしそうになるのをぐっとこらえて会場に入る。

 

Dr.時間泥棒事件のおかげで情緒不安定になっている。

 

合唱祭はクラスごとにステージに上がり、まずはクラスの代表が、選んだ曲の説明や自分たちがどんな思いで歌いたいのかを語る。それから指揮者が出てきて合唱が始まる。

 

まずは一年生。

 

反抗期もめっちゃ歌ってる。

「放課後練習とかめんどくせー」って言ってたけど、歌うの大好きだから。

かわいい奴め。

 

そして二年生。一年生と比べてすごく上手とかではない。

 

三年生は伴奏なしのアカペラ。

 

(狭い教室ならまだしも、こんな大きなホールでアカペラなんて迫力にかけるんじゃない?大丈夫かな)

 

と全く期待していなかった。

 

が、すごかった。さすが最終学年。

 

特に「栄光の架橋」のクラスに感動した。

 

ずっと泣きっぱなし。

 

合唱が終わった後、最近心にたまっていたいらいらもやもやが洗い流されていたのを感じた。

 

体育祭の時にも感じたけど、子どもの学校行事は青春時代をもう一度体験している感じがしてきゅんとする。

 

すがすがしーーーーーーーーーーーー!!!

 

はあ、すっきり。

 

 


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