がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

ばばあも反抗期もわきまえろ!!!

反抗期がじいさん(義父)の部屋にこもって一日中You Tubeを見てる。

土日はだいたいそう。

家だと私や夫にうるさいこと言われるからじじ部屋に行く。

 

まあ、百歩譲ってそれはいい。

あんまりよくないけど、それはいい。

でもさー。

昼ごはんにも帰ってこないってどういうことなの?

こっちは昼ごはんの準備してんだわ。

 

すぐ近くなんだから戻ってこいよ!

 

はい。これが母親の仕事ですよ。

食事の心配して、洗濯にも気を使って(部活で汚した靴下も体操服も手洗い)、学校関係で必要なものも考えて…

 

でもそれを当たり前と思って、すっぽかしたりするのは失礼だと思わないのかな?

 

身内だからって雑に扱っていいものなのかな?

 

子どもへの無償の愛もあまりに報われないと枯渇することを覚えておいていただけますか?

 

朝も下の子と私がごはん食べ終わってから起きてきてさー。

それは部活やらなんやらで疲れてるだろうから大目に見たわ。

でも常に

「昼ごはんはいかがいたしますか?」

「すみません…本日、ごはんは切らしておりまして…パンでもよろしいですか?」

「夕飯はとんかつですね、かしこまりました」

 

って。

 

私はあんたの執事じゃないんだわ!

あんたから金もらってないんだわ!

全くのボランティアなんだわ!

私の善意で(喜んで!!!)って言ってるだけなんだわ!

 

ついでに言わせてもらうとさー。

 

ばあさんも大概にせえよって思うことがあってさー。

 

こないだの台風の時にさー。

 

うっかり米切らしちゃって、仕方ないから警報がやんだ時に雨の中、買い物に行くことにしたの。

 

で、よせばいいのにばあさん(義母)に必要なものがあるかどうか尋ねちゃったんだよね。

「まだこんなに雨が降ってるのに荷物になるからいいわよー」

って言うだろうと思ってたんだよね、心のどこかで。

 

普通言うよね?(自分の普通が他人にも普通とは限らない!)

 

ばあさんは言いました。

 

「今日はあっちのスーパーに行くの?

だったら久しぶりにマックを買ってきてくれる?

(台風で休校になった子どもたちの分も)」

 

「え?あ…はい」

 

「あ、あと。

あのスーパーでしか売ってないスイーツも買ってきてくれる?

気をつけて運ばないとぐちゃぐちゃになっちゃうやつ笑」

 

笑えねえんだわ。

 

「わかりました」って言ったけど、笑えねえんだわ。あははじゃないから。

 

車とかじゃねえんだわ。徒歩なんだわ。

雨の中、傘さして小川になった道を歩いて買い物行くんだわ。

 

 

(わきまえろ、ばばあ!!!)

 

って思ったけど、口にしない。

 

明日死ぬかもしれないんだもんね…買ってきてあげないと…。

 

いや。絶対、明日も生きてる。

台風が過ぎ去ってからっと晴れた後も生きてる。

 

お義母さん…「思いやりの気持ち」は台風で吹き飛ばされちゃったのかな?ふふふ。

 

でも断れなかった私が悪い。

 

次回は台風の時に御用聞きをしない。

あと、今夜は反抗期の食事を準備しない。

 

 

 


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