がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

ケチらない人生を歩むことにした

今まで「子どもが大きくなってから」とか

「お金がもう少し貯まってから」って思って

いろんなことを先延ばしにしたり諦めてきたりした。

でも、私は学習した。

 

気づいたときには末期がん。

ある日突然事故で死ぬ。

若年性アルツハイマー

脳卒中からの半身不随。

 

元気で気力も体力もある今日という日が明日も同じとは限らない。

自分に残された時間は意外と短いかもしれない。

自分の大切な人の時間も。

 

だから「やりたいことはやろう!」と決めた。

 

 

前にどこかで誰かが言っていた。

「本当にできないことはやりたいと思うこともない」って。

例えば、沖縄旅行に行きたいと思ってるんだけど、旅行費を気軽に出せるほどの財力がないので悩む。

(なくはないけど、ここで使っちゃっていいのかな?)

(そのお金があったら、あれもこれも買えるなぁ…)

とかなんとか。

 

でも、それを考えられる時点で、実現不可能な夢じゃないんだって。

 

沖縄旅行にぎりぎり行けるか行けないかの財力の人は

宇宙旅行行きたいけど…どうしようかなぁ…)とは絶対に悩まない!と。

 

 

子どもが手を離れてから!?

年寄りになって沖縄行って何すんねん!読書か!?

 

お金がもう少し貯まってから!?

計画通りに稼ぎ続けられる保証はどこにある!?

 

今を楽しめない人間はきっと未来でも楽しんでない!!!

 

『アリとキリギリス』の物語が心にしみついて、冬(老後)のためにアリでいなきゃいけない気がしてたけど、キリギリスが確実に路頭に迷うわけじゃない!逆にアリが冬まで生きられる保証も豊かな冬を迎えられる保証もない!!!

 

だったら、キリギリスになったる!!!

 

とりあえず、何しようかな。

 

友達からもらったちょっとお高いパック。

特別な日のために取っておこうと思ったけど、今夜使おう!

(こんなことをまず思うのがけちくさい…)

 

家族の誕生日や記念日以外の普通の日にも外食してやれ!

(ますます貧乏くさい…)

 

いつもいつも夫や子どもに「大好き」って伝えよう!

(なんか違う?)

 

少しずつ、少しずつ、意識の改革をするのが大事。

急にどかーんとやっちゃうと逆に落ち込んじゃうから!

(自己弁護)

 

あと、つまんない人間関係は断捨離。

確実に時間が増える。無駄な出費も減る。

「余命半年って言われてもお茶したい人としかつきあわない」

 

無駄なおつきあいは断れるようになってきた。

 


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