がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

これは…肺がんの関係のなにかなのかな?

入院手術の翌週、採れ高の確認に病院へ。

(検査に足りるだけのがん細胞が採れているかの報告を聞きに)

 

やっぱり(この来院は必要か?)という気持ちがぬぐえない。

 

待合室でお義母さんと話していたら、お義母さんが言った。

「ねえ、ここ…どうなってる?」

 

「なんかできものができてるんだけど…」

 

にきびでもできてるのかな?と指さされた頭頂部の髪をかき分けて見てみると…

 

(なにこれ!?でかっ!!!)

 

直径1センチくらいのスイッチのようなものが頭にぴょこっとついていた。
境い目がなだらかな感じじゃなくて、頭から垂直にできものが生えてる感じ…。

 

お義母さんが言うには

「最初はおでこにぷちってできててA病院で診てもらったの。
でもうつらないから放っておいていいってことだったのね。
そしたら頭のてっぺんにもできて。
それが1カ月くらいで大きくなったの」

 

おでこの方は大きくなってない。
にきびくらいのサイズ。
でも頭の方のは…かなりの存在感。
大きいけれど、痛くもかゆくもないらしい。

 

とりあえず先生に訊こうということになる。

 

お義母さんの診察の番が来た。

 

「採れ高」は問題なし。
予定通り、分子標的薬が使えるかどうか検査に回される。
3回目の入院手術は免れた。

 

で、例のできものについて訊いてみた。

 

「えっと…これは…とりあえず触らないでおいてください!」

 

肺から転移したものなのかなんなのか先生にもわからない。
なのでとりあえず放置。
また2週間後に分子標的薬が使える肺がんかどうかの結果を聞きにくることになった。

分子標的薬(飲み薬)が使えるにしろ、点滴の抗がん剤治療になるにしろ、副作用を見るために最初の何日かは入院が必要とのことだった。

2週間後には今後の予定なども決めていくとのことだった。

 

やっとスタートラインに立てたようだ。

 

 


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