がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

食欲不振で免疫力低下!?

あと2週間でやっとがん治療が始まる!

がん治療が始まれば、自覚症状のない肺はともかく、足の腫れと痛みが治まって普通に歩けるようになるはず!

 

骨盤付近のがん細胞が小さくなれば、排便や排尿の問題も解消されるはず!

 

と思っていたのだけれど…。

 

「最近、ほとんど食べられなくて…」

 

年のせいか、もともと食は細かったけれど、この頃は食べようとすると吐き気がする時があるらしい。

 

「いつからですか?」

 

「肺の細胞を採った後から…」

(そんな前から!?)

 

どうやらこの2カ月、まともに食事ができていなかったようだ。

(たくさん薬を飲まされているせい?)

(がんのショックで食事ものどを通らない?)

(最近暑いから夏バテしてるとか?)

(まさか食道とか胃にも転移している!?)


とにかくなんでもいいから食べられるものを食べてくださいとしか言いようがなかった。

 

そしてある日。

左耳の前のあたりから首、肩にかけてぶつぶつができてきたという。

見てみると「ぶつぶつ」というレベルじゃない。

水泡のようなものから体液がしたたっている…。

それが痛いらしい。

 

「あと3日で病院に行く日だから大丈夫よ」

(なんぼ我慢強いねん!)

 

お義母さんを説得して病院に連れて行く。

いつもの呼吸器内科ではなく皮膚科に案内された。

 

帯状疱疹ですね。入院して治療しましょう」

 

ひどすぎて即入院。

 

帯状疱疹の経過を見て、そのままがんの治療をすることになった。

 

 


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