がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

ボケちゃったのはなんのせい!?

6主治医の先生がお義母さんの病状を説明したいとのことで病院に行く。

その席にはお義母さんも同席するらしい。

実に一カ月半ぶりの生・お義母さん!!!

(夫も嬉しそう)

 

先生は開口一番、こう言った。

 

「タグリッソがとても効いています!」

 

そして数か月前に撮ったCTと数日前に撮ったCTを見せられる。

 

「腫瘍が劇的に小さくなっている!!」

というわけではないので、素人にはよくわからない。

先生が効いてるというんだから効いてるんだろう…くらいの感じ。

 

そして、脳の怪しい影は「がん転移」だったらしい。

(やはり。。。)

 

右の側頭部に腫瘍。

おまけに脳の表面までがんが飛び出している状態で、脳の周りにある髄液にがん細胞がぷかぷか浮いているらしい。

 

そして気になるのは…お義母さんの様子。

 

まず、息子を何度も自分のお兄さんの名前で呼ぶ。

 

それから、自分の母親がとっくの昔に亡くなっていることを忘れてしまったらしく、元気にしているかと尋ねる。

 

その他、いろいろと話がかみ合わない。

 

なのに、記憶がぽつぽつ抜けていることは自分で意識があるらしく

 

「なんか、ぽんって抜けちゃってる感じなのよね」と。

 

 

…これはなんのせい!?

入院が長くなったから!?せん妄ってやつ!?

(高齢者は入院するとぼけるって言うし)

それとも脳にできたがんのせい!?

薬の副作用でおかしくなっちゃった!?

がんは全然関係なくて、突然、認知症が始まったとか!?

 

ああああああああ!!!

 

お義母さんに「お母さん」と呼ばれる日も近い!?

 

勘弁してほしいぃぃぃ!

 

 


人気ブログランキング