がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

やぶ医者…じゃないですよね?

告知から三週間が経った。

分子標的薬がお義母さんのがんに使えるかどうかを聞きに行く日だった。

診察室前は今日もすごい人で、一時間くらい待たされるのを覚悟する。

 

ついに呼ばれた。

 

先生の顔が…暗い。

(分子標的薬は使えなかったのかしら?)

 

「実は…がん細胞の量が足りなかったので採りなおしをさせてください」

 

。。。。。。。。。。は?

 

(やぶか!!!!)※もちろん、心の声。

 

これまでの経緯。

↓ ↓ ↓ ↓

4月末に口からカメラを入れて肺の腫瘍部分の細胞を採るという手術をした。

5月半ばに「悪性腫瘍だった」という検査報告。

その細胞の残りで薬が効くかどうか検査するという話になる。

6月頭(今回)「足りなかった。てへぺろ

 

(この三週間、なにしてたんだっつーの!!)

 

前回先生は

「おかあさんのがんは進行がゆっくりですから」

って言ってたけど…のんびりしすぎじゃないですか!?

 

「早急に手術日を決めましょう!来週はいかがですか?」

(やっぱり急を要するんですね!?)

 

「再来週に量が足りてたかどうか、結果を聞きに来てください」

(その来院必要!?採れてなかったら電話連絡にしてよ!っていうか、採れてない可能性もあり!?)

 

「万が一採れてなかったら…三回目来てもらうことになります」

(やぶか!?やぶなのか!?)

 

「でも、次はがっつり採りますから!」

(患者の負担を考えろ!!)

 

なんだろう…先生への不信感が募った。

確かに難しい技術なのかもしれない。

カメラで肺の中を映しながらの作業だしね。

でもなんか誠意とかデリカシーのない言い方が気になる…。

 

これからお世話になるのに、この先生で大丈夫だろうか?

 

なんとか文句を言いたいのを我慢して診察室を出た。

 

 


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