がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

自分と相性のよさそうなケアマネージャーを探す

介護認定の申請に行った翌日、居宅支援事業所(ケアマネージャーがいるところらしい)に電話をすることにした。

 

まずはそこに連絡し、ケアマネに話しをつけ(←?)、介護プランを練ってもらわないといけないそうだ。

 

(うーん。いっぱいあるなー。どこがいいとか全然わかんない!)

 

包括支援センターの人は『電話して実際に話してみて、相性が合いそうなケアマネにお願いするといいですよ』とか言ってたけど…。

 

(最初に電話したところに決まるのでは?)

 

だって、話してみて感じ悪そうだからって

 

「やっぱ、違うとこに頼みます」って…言えなくない?

 

 

まず、家が近いところじゃないと来てもらえないので、近所でケアマネの人数の多そうなところから攻めてみた。

 

電話に出た方は感じよさそう。

 

「すみません。空いているケアマネがいませんので…」

 

なんと!!!断られるとは思っていなかった!!!

 

そもそも一人のケアマネが担当できる患者数というのが決まっているらしい。

 

さらに、お義母さんの病状からして、訪問「看護」も受けつけているところでないと難しいらしい。

 

 

まあ、リストはまだまだ残ってるからね。

 

二軒目。

 

また断られた。

 

どこもいっぱいのようだ。

 

「最初に電話かけたとこで決まっちゃうじゃん!」とか甘かった…。

 

三軒目。

 

やはり断られた。でも…

 

「うちではちょっと難しいんですが…Q事業所さんに連絡してみてください」

 

(え!?まさかのご紹介!?)

 

 

すぐさま「Q事業所」に連絡すると、太い声の女性が電話に出た。

 

「あのー…肺がんで介護が必要な義母のためにケアマネを探しているんですが…」

 

「うちの電話番号はどこから知りました!?」

 

(え?怖いっ!!!)

 

「え、えっと…〇〇事業所さんです」

 

「ああー、そうですか。わかりました」

 

(紹介がないと受け付けないシステムなのか!?)

 

とりあえす事情を説明。

 

Q事務所のケアマネで看護師でもあるPさんは怒ったような口調で私のやるべきことをダメ出しのごとく、がんがん伝えてくる。

 

(う…なんかちょっと怖そうだけど、もう断れない…)

 

「転院となるとC病院がいいですね。あそこは緩和ケア病棟もありますし。そこで最期を迎えることになると思いますよ」

 

(うわっ!ド直球!!!)

「それがどのくらい近いかはわかりませんが」

 

(ダメ押し!!!!!…でも嫌いじゃない)

 

「いろいろ大変かと思いますが、一緒に頑張っていきましょう!」

最後に優しく、力強くそう言われて、

 

(Pさんにお願いしよう!)

 

と思ったのでした。

 

 


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