がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

母が私のことをものすごく心配していた

先日、実家の母からミックスナッツが大量に送られてきた。

ちょっと早いお歳暮だろうか?

でも、なぜにミックスナッツ?

しかもおつまみ用なのか小袋で大量に。

荷物には母からの手紙も添えられていた。

 

「だいぶ涼しくなりましたが、皆様お元気ですか?

お義母様がご病気になり、あなたも大変な思いをしていると思うと

堪えられません」

 

(堪えられないって…そんなでもないんだけど)

 

「小腹が空いた時にでも食べてもらえれば幸いです」

 

 

もしかしておかん…

食事の時間も満足に取れないくらい私が忙しいと思ってる!?

寝たきりのお義母さんのおむつを毎日換えてる私を想像しているのでは!?

 

すぐにお礼の電話をした。

 

やはりすごく心配していた。

 

 

確かに「介護」って聞くと、自分の時間がほとんど取れないイメージがある。

夜中に何度も起こされて、身も心も疲れてぼろぼろなイメージ。

臭くて汚くてしんどくて…。

 

でもそんなんじゃない。

 

夏のお義父さんの下着洗いと9月の通院地獄は大変だったけど、下の世話をしてる人に比べたら屁でもないなと思う。

 

お義母さんは退院してすぐはお世話することも多かったけど、今はむしろ

 

「できることは全部自分でしたい!!」って感じで、

 

手伝いに行っても洗濯も皿洗いもすでに終わっている。

最近では簡単な料理も普通にするようになった。

 

(治ってしまったのか!?)と思うほどに元気。

 

そんなことをおかんに伝えたら、安心したみたい。

(よかった、よかった)

 

逆に両親の様子を尋ねてみた。

 

「ところで、そっちはどう?まさかボケたりしてないよね?」

 

「お父さんもお母さんも大丈夫よ」

 

「だよねー。電話切った瞬間、誰と話してたか忘れたりとかしないよね?あはは」

 

「え?あー…あるかも。あはは」

 

 

 

。。。。。。。あるかも!?冗談だよね!?

 

 

やはり電話じゃ認知症はわからない!
正月は帰ってこの目でしかと両親の様子を確認せねば!!!

 

なんか私、常に認知症を疑いすぎてる!?

「それって…認知症じゃない?」病かも!!!

 

 

あぶない、あぶない。

気をつけよう。

 

 


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