がんとオムツと反抗期。

ステージⅣの肺がん患者の義母と認知症疑いの義父、思春期の子どもに囲まれたもやもやを吐き出すために書いてます

認知症・そなえがあれば・憂いなし(一句できた)

なんでも本で解決しようとする私。

お義父さんの認知症疑惑から、すぐに認知症関連の本を図書館で借りてきた。

 

認知症の人を理解したいと思ったとき読む本』

『ここが違うボケる人ボケない人』

『親の介護でパニックになる前に読む本』

認知症の人は何を考えているのか?』

『なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか』

 

 

すごく勉強になった。

 

5冊くらい読むと

(親が、夫が、自分が、認知症かも?)と思った時に考えること。

やるべきことがわかってくる。

 

それから、疑おうと思えばあれもこれも「アルツハイマー」のせいなんじゃないかと思えてくる。症例とお義父さんの行動を照らし合わせて考えてしまうのだ。

 

たとえば

 

(くそ暑いのに毎日風呂に入らないのは…認知症だからか!?)

(そうそう!着替えすらしたがらない!)

(病院につきそいをしたいというと秒で断ってくる!)

(何度も同じことを確認してくる!)

(同じ食べ物にこだわる…毎日飽きずに唐揚げ買ってくる!)

(昨日買ったのを忘れて、今日も酢だこを買ってきた!!)

(簡単な日常単語がわからなくなってる!?)

 

まあ…言っても、もうすぐ80歳だしね。

 

で、済まそうと思えば済ませられる内容がすべて「認知症のせい」と思えてくる!!!

 

 

夫に相談してみた。

 

「ねえ…ちょっと早めに受診してみた方がいいんじゃない?」

 

「俺はそんなに気になんないけど」

 

(それ!!!身近な人間であればあるほど、認知症の度合いを甘く見積もるって書いてあった!!!)

 

実際に専門家が見て「要介護1」の人でも

本人は「問題なし」

妻は「ちょっと最近物忘れがあるわね」

長男は「要支援1くらいじゃないの?(レベル2つ分軽め)」

長男の妻は「お義父さん…やばくない?」

って判断するらしいわよ!?

 

認知症って薬で進行を抑えられることもあるらしいよ!?受診だけでも…。

 

「いやあ…親父もおふくろのことで参ってるだろうし、追い打ちをかけない方がいいと思うんだよね…」

 

確かに妻が末期がんで自分は認知症ってなったらショックかもしんないけど。

 

お義母さんにかまけて、お義父さんのことをほったらかしにしておいたら、それこそ取り返しのつかないことになるのでは!?

 

本人に切り出すこともできないし。

やっぱりもうちょっと様子を見るしかないんだろうなあ…。


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